英語

自分の考えを英語で“伝える”ことを中心に
世界で通用する「使える英語」を身につける
 
「読む、聞く、話す、書く」の4技能を鍛えるには、日々の積み重ねが重要になります。
とは言え、すぐにオールイングリッシュの授業が展開されると、生徒が苦手意識を持ちかねません。まずは耳が英語に早く馴染むよう、簡単な指示を英語で伝えたり、授業の冒頭10分間をリスニングトレーニングとしてネイティブ教員がテーマトークをするなど、徐々に英語を用いた授業へと膨らませていきます。授業のポイントは、なるべく対話をすること。教員が発音した英文を聞いて生徒がそれを繰り返すのではなく、ジェスチャーやボディランゲージを交えながら“英語で伝える・理解してもらう”ことに重点を置いています。さまざまな学習の中で、自分の言葉で話す機会を多く設けて、グローバル社会に通用する「使える英語」の習得を目指します。


学習意欲を高めるタブレット学習

単語学習の一つとしてタブレットでの学びを推奨しており、アプリを用いたクイズやゲーム形式で、英単語の定着を図っています。タブレット学習のメリットは、目で視て、手を動かし、耳で聞き、声に出すことができること、4つの感覚を使った学びが、より深い理解を促します。またすぐにレスポンスが返ってくることも効果的です。問題の答えや分からない単語の意味、活用法などもすぐに分かるので、効率的に学習を進めることができます。手軽に、そして楽しみながらの学習スタイルが、生徒の英語学習意欲を高めています。

万全のフォローアップ体制

放課後には英文法などの基礎学習を中心とした補習(P,28参照)を行っています。希望者制ですが、多くの生徒が参加しています。本校の教員が担当しているので、日々の授業内容とリンクさせることができ、生徒の理解度が不足している点をピックアップして強化を図ります。補習での指導内容を授業にも還元していくことで、より密度の高い授業展開が可能となっています。受験に対応した応用・発展レベルは外部講師が担当し、生徒の学習目標に合わせたきめ細やかなフォロー体制が用意されています。

数学

数学の面白さは
身近なところで発見できること
 
数学が苦手な理由は、数学が身近な学問であると感じられなかっただけかもしれません。
そこで1年次では、タブレットに入っているアプリを使って、数学を学んでいく上で必要な基本的な計算について練習し、確かな計算力を身につけます。また、研修合宿で見る富士山をテーマに「富士山の高さはどうやって測ったか?」などという身近な疑問を、数学の力で解決できることを学びます。基礎を固めた2年次では、数学的なものの見方を学び、論理的に問題を解決する方法を習得します。仕上げの3年次では、大学受験のための演習問題も取り組みながら、問題読解力や記述力も養います。


学び合い、教え合いが明確な理解を促す

数学はさまざまな情報を集めて分析し、ひとつの結論を導き出す学問です。題材によっては、チームで問題解決を行いながらグループワークをすることもあります、一人で考えていも解けない問題でも、グループ内で別な見方をした方がいいのではないか、などと意見を交わす内にするすると解けていくこともあります。解答用紙を比べてみたら、問題点も見えてくるはず。仲間の考え方を理解し合い、教え合うことも学びに大きな役割を果たします。

論理的思考力を育て正確に伝える力を磨く

高校数学では、いくつもの組み合わせで与えられた条件から解答までの過程をきちんと記述することが必要となります。論理的な「記述」は、数学の試験にとどまらず、自分の意見を人に納得してもらうためにも有効な手段です。そのための試行錯誤も学問の醍醐味。答えを発見したときには感動があります。授業では、単純に数式を覚えるのではなく、問題意識を持ち、論理的に解決する数学的な物の考え方を養います。

国語

語彙力と表現方法を身につけ
学びの幅を広げる
 
私たちは多くの言葉を使って人とコミュニケーションしています。言葉が増えるごとに、コミュニケーションはもっと豊かになるでしょう。そこでまず学ぶのは、豊かな語彙力と、文章組み立てのルールです。題材となる評論、小説、俳句、古典を読み解いていくと、さまざまな価値観を持った人たちが、多彩な表現をしていることに気づきます。自分もその方法を手に入れたら、自己表現の選択肢は豊かに広がります。国語科では、3年間を通じて「きみは何をどう表現するか?」を問い続けたいと思います。その答えを手に入れるためには、たくさんの読書や多くのレポート、活発なディスカッションが必要かもしれません。目指すのは、自ら考え、行動する「学び」なのです。


10分間の朝読書で語彙力を着実に積み重ねる

多くの本を読むことが語彙力を増やす一番の近道。朝の短時間でも、毎日積み重ねれば膨大な読書量になります。話題になった本、友だちが薦める本、まずはどんな本でもいいから、「読む」ことを促します。読書で世界が広がれば、次は自分の考えを表現したくなるもの。「国語表現」の授業では、外部のコンクールの応募を推奨しています。俳句大賞での入選は常連で、中には、新聞のコラムに投書が掲載された生徒もいます。朝読書はたかが10分、されど10分なのです。

文字作品をグループで多方向から分析洞察する

国語科で行うグループワークは、文学作品を分析し、登場人物の心の動きや行動の根拠を見つけ、意見を交換する形で行います。昨年度は夏目漱石の「こころ」をテーマにグループ討論しました。自分とは違う視点や解釈を聞くことも、広い視野を獲得する上で有効的です。まとめた意見は紙芝居や4コマ漫画など、グループごとに工夫を凝らして発表します。どんな形で発表すれば、広く伝えることができるのかを考え、話し合い、選択することも学びの一環です。
    

地理歴史・公民

世界を多角的に洞察して
「社会」の理想像を考える
 
高校では世界史、日本史、地理分野を学ぶ「地理歴史科」と、現代社会、論理、政治経済を学ぶ「公民科」に分かれます。1・2年で学ぶ歴史と地理は、実は密接に結びつく分野です。歴史的な出来事を理解するには、地理的な背景が関連付けられることが多いからです。2・3年で学ぶ「公民科」は、実社会で生きる知恵の習得です。例えば論理分野では、先人の考えや行動から、自分の人生に役立つことがあるはずです。あるいは国際化の進む社会で生きるためには、世界の政治経済の常識を知ることは必至です。「地歴・公民科」の目標は、さまざまな視点から世界をひも解いて、いくつもの観点から考えた事を、自分の人生で表現できるようになることです。


グープワークで議論を重ねながら広い視野を養う

暗記科目と思われがちな歴史ですが、視点を変えてみれば、まったく違った歴史が見えてくることがあります。文化、宗教、慣習など、それぞれの観点から物事を考察することで、いくつもの事例が絡み合った上で歴史が派生していることが分かってくるのです。政治・経済も、グループで議論したり、18歳選挙権の導入による模擬投票など、体験的学習を多く取り入れることにより、一層理解が深まります。地歴・公民科で学ぶことは、実は私たちが賢く生きるために、大いに活用できるのです。

ICT機器を活用して視覚・聴覚に訴える授業展開

歴史は時間の流れだけで構成されているとは限りません。芸術、民族、思想など、さまざまな分野にそれぞれの歴史があります。時に民族音楽をテーマに、音楽の歴史から世界の歴史を見ることもあります。電子黒板やタブレット端末の授業への導入で、視覚・聴覚を目覚めさせる学習の幅も大きく広がりました。特に時事問題は新鮮さが大切です。その場で資料を提示しながら、日々変容していく世界情勢を把握します。
  

理科

身近な疑問を最先端の科学につなげて
本質を見極める
 
高校理科の分野は幅広く、サイエンスの最先端により近い領域にまで触れることができます。身近なモノを使った実験の授業は、日常で感じる疑問や不思議を、科学で解き明かす時間です。近年、理系学部を目指す生徒の数は増えつつあります。まだまだ女性の活躍が少ない分野である物理系の学部を目指す生徒もいます。そこで本校は物理の実験室を新設し、さまざまな実験器具を備えました。生物・化学室にはクリーンベンチ(無菌実験台)を備え、遺伝子組み換えなど大学レベルの実験も行います。卒業生の中には「理科の先生になりたい」と志し、教育実習にやってくる人もいます。科学現象をとことん追及できる環境で、学びを深めていきましょう。


身近なモノを使った実験で科学の興味をかきたてる

授業の内容によって、身近な現象も題材に取り上げます。
パイナップルでゼリーを作ると生のままでは固まりませんが、缶詰のパイナップルではゼリーができます。それはなぜでしょうか?実際に作ってみて、その理由を探る学びも行います。またpH測定をハーブティーで行うことができます。マロウブルーという茶葉を測定に用いると、色鮮やかな変化が起こって、リトマス試験紙やBTB溶液よりもその反応が詳しくわかります。このようにさまざまな食品が実験道具になりうるのです。
   

さらにステップアップした実験で科学の醍醐味を味わう

みなさんは、触らずに机を運べますか?ボールを打ち返せますか?
まさかと思うかもしれませんが、そんな目に見えない魔法のような力が、最先端の技術に利用されています。例えばリニアモーターカーの動力となる電磁力が、それにあたります。このように触れずとも伝わる力を可視化する実験を、物理の授業では静電気発生装置(パンデグラフ)などを用いて行います。実験の過程をタブレット端末で撮影し、その映像を電子黒板い流すことも行います。実験を皆で共有すること、実験を振り返りながら改善点を見つけることが、より深い理解を促します。

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