沿革

沿革

History

創立から120年を迎えて

創立以来、積極的に社会で活躍できる女性の育成を手掛けてきた東洋女子。
今もその想いは変わらず、学園に息づいています。「知性」と「品格」を象徴する八重桜を胸に、本校はこれからも、輝く未来へ向かってさらなる歩みを進めてまいります。

今も受け継ぐ、創立者の想い

天 職

女子は天職の男子に異なるものあるを知りて()の実行を怠る(なか)

女子には男子とは異なる天職があるから、 それを忘れず自己実現に向けて努めなさい

中 庸(ちゅうよう)※1

女子の通弊(つうへい)は極端に走るにあることを知りて百事()の中庸を(いっ)する(なか)

極端に偏った考えや行動をとることなく 、どんなときも中道中正でありなさい

質 素

衣服髪飾等すべて質素を旨となし虚飾奢侈(きょしょくしゃし)※2の流行に走ること(なか)

衣服、頭髪などすべて質素を心がけ、虚飾や奢侈な流行に走らないようにしなさい

謙 譲(けんじょう)※3

男女同権の意味を誤解して傲慢の式に陥り謙譲の美徳を失すること(なか)

傲慢な態度をとることなく、謙虚で慎ましさを持った女性になりなさい

節 操

女性の生命は一に節操※4にあることを自覚して須臾(しゅゆ)※5も之を忘ること(なか)

自らの信念に基づき、言動に責任を持って、正しい道を進みなさい

  1. 中庸 : 偏ることなく、常に変わらないこと
  2. 奢侈 : 度を過ぎて贅沢なこと
  3. 謙譲 : 自分をへりくだり、相手を高めること
  4. 節操 : 自分の信じる主義・主張などを守り通すこと
  5. 須臾 : ほんの少しの間
創立者

むらかみ せんしょう村上 専精

1851 ~ 1929年
仏教学者、文学博士、東京帝国大学名誉教授

1905(明治38)年、本校を設立し、大正時代の末まで初代校長を務める
1929(昭和4)年、78歳の生涯を終える
逝去に際し、天皇陛下より特旨叙位を受ける

村上 専精

これまでの歩み

1905
明治38年

東洋女子高等学校(当時の校名は東洋女学校)創立
木造2階建ての校舎には音楽室、料理室、裁縫室、教員室を含む8つの部屋を設置

1905
1913
大正2年

課外授業として茶道と園芸1913(大正2年) を採用。女性としての教養を身につける

1915
大正4年

生徒数が300名を超える
当時は式服を着用

1915
1926
大正15年

制服が和服から洋服へ

1926
1950
昭和25年

戦災で焼失した校舎を新しく建て直す
戦後初の同窓会を開催

1950
2005
平成17年

創立100周年

2005
2015
平成27年

校舎・体育館・校庭などの全面リニューアル

2015
2019
令和元年

日本初の授業料完全無償化プラン「everyone」開始
制服リニューアル

2019
2020
令和2年

総合進学コースで8系統別学習をスタート

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