創立以来、積極的に社会で活躍できる女性の育成を手掛けてきた東洋女子。
今もその想いは変わらず、学園に息づいています。「知性」と「品格」を象徴する八重桜を胸に、本校はこれからも、輝く未来へ向かってさらなる歩みを進めてまいります。
創立以来、積極的に社会で活躍できる女性の育成を手掛けてきた東洋女子。
今もその想いは変わらず、学園に息づいています。「知性」と「品格」を象徴する八重桜を胸に、本校はこれからも、輝く未来へ向かってさらなる歩みを進めてまいります。
女子は天職の男子に異なるものあるを知りて其の実行を怠る勿れ
女子には男子とは異なる天職があるから、それを忘れず自己実現に向けて努めなさい
女子の通弊は極端に走るにあることを知りて百事其の中庸※を逸する勿れ
極端に偏った考えや行動をとることなく、どんなときも中道中正でありなさい
衣服髪飾等すべて質素を旨となし虚飾奢侈※の流行に走ること勿れ
衣服、頭髪などすべて質素を心がけ、虚飾や奢侈な流行に走らないようにしなさい
男女同権の意味を誤解して傲慢の式に陥り謙譲※の美徳を失すること勿れ
傲慢な態度をとることなく、謙虚で慎ましさを持った女性になりなさい
女性の生命は一に節操※にあることを自覚して須臾※も之を忘ること勿れ
自らの信念に基づき、言動に責任を持って、正しい道を進みなさい
※中庸/かたよることなく、常に変わらないこと ※奢侈/度を過ぎて贅沢なこと
※謙譲/自分をへりくだり、相手を高めること ※節操/自分の信じる主義・主張などを守り通すこと
※須臾/ほんの少しの間
創立者
村上 専精 むらかみ せんしょう
1851~1929
仏教学者、文学博士、
東京帝国大学名誉教授
1905(明治38)年
本校を設立し、大正時代の末まで初代校長を務めました。
78歳の生涯を終えました。
1929(昭和4)年
逝去に際し、天皇陛下より特旨叙位を受けました。
明治38年
東洋女子高等学校(当時の校名は東洋女学校)が創立。
木造2階建ての校舎には音楽室、料理室、裁縫室、教員室を含む8つの部屋がありました。
大正2年
課外授業として茶道と園芸1913(大正2年) を採用。女性としての教養を身につけるために、積極的に実施しました。
大正4年
生徒数が300名を超えました。
写真は卒業時のスナップ写真で、当時の式服を着用しています。
大正15年
制服が和服から洋服になりました。
昭和6年
満州事変が起こった年です。世相は徐々に不穏なものになっていきますが、学園にはまだ平和な空気がありました。写真は9人制のバレーボールに興じている場面です。
昭和25年
戦災で焼失した校舎が、新しく建て直されました。戦後初の同窓会を催すなど、「再生」がキーワードとなりました。
平成17年
創立百周年を迎えました。
平成27年
校舎・体育館・校庭などの全面リニューアルを行いました。
令和2年
総合進学コースで8系統別学習をスタートしました。