昨日の開校記念日に向けて、学校長からみなさんへメッセージです。
1905年4月16日、村上専精先生の尽力により、生徒数58名、教職員数9名で東洋女学校が開校され、以降本校は幾多の震災や戦禍を乗り越えて、日本の女子教育を牽引してきました。
同時に研究者としての専精先生は、斬新な視点で日本近代仏教学の礎を築かれました。先日、「村上専精と日本近代仏教」という研究本が、東北大学のオリオン・クラウタウ准教授よって上梓されました。本校からは当時の貴重な書簡や写真などを提供、掲載されています。
仏教を従来の宗教から史実に基づいた学問として研究を重ね、東京帝大の印度哲学科の初代主任教授に就任、現在も世界中の多くの学生が学んでいます。本書は本校図書館で閲覧できますので、興味のある方はご覧になってください。