3学期に東京国立博物館へ鑑賞研修に行きました。
展示物にあった『蒔絵歌かるた』(江戸時代・18世紀)を参考に、書道の授業で各々好きな和歌を上の句・下の句に分け背景の模様も手書きし、2枚1セットで“散らし書き”という書き方で作品を制作しました。
散らし書きは和歌や仮名消息などを書く際、文字を散らしたように書く紙面構成をとる日本独自の書法です。
文字群を作ったり大胆に余白を取るなど、それぞれの個性が表現された作品に仕上がりました。